皆さんこんにちは。だいぶ暖かくなってきて燕が川に飛んでいるのを見つけて、嬉しくて叫んでしまいました。
今年も、日本にやってきてくれてありがとう。
スリーリングスの皆は、万博の国立民族博物館が大好きでして、花見行くなら万博っしょ。ということで、お弁当をもってお花見に行ってまいりました。
ところで、皆さん万博記念公園には行ったことありますか?
今この記事を書いている私、めめめは高校時代万博の近くの学校だったので、太陽の塔を授業中、教室の窓からぼーーとよく見ていました。青い空を背景に、巨象の質量の白さが映えて、あの太陽の塔は人間の世界とまた違う世界で生きてるような不思議な感覚だったのを覚えています。
太陽の塔を、70年代エキスポの高度経済成長の時期に作った岡本太郎。大阪万博は「人類の進歩と調和」(Progress and Harmony for Mankind)がテーマに掲げられました。しかし、岡本太郎は「人類は全然進歩していない!」と疑問を呈していました。
太陽の塔に近づくと、自分の首を思いっきり曲げて上を見ないとてっぺんまで見えない。だんだん近づいてくると、大きくて迫ってきてなんだか怖い。自分より明らかに大きくて、倒れてきたら成すすべもなく一瞬でぺちゃんこになってしまう、どうしようもない感じ。
なんだか自然との関係に似ているな~と思いました。
人間や動物などに沢山の恵みを与えてくれる自然。でも、自然災害で一瞬にして成すすべもなく命を奪ってしまう自然。人は自然への敬意や畏怖の念を抱き続け儀式や祭事をしてきました。
私たちの世代で原発事故が起き、一体進歩とは何だったのか?という問いがそばにあります。
でも、希望を捨てずにやれることっていっぱいあるし、昔の人たちの知恵を私たちは受け継いでいます。
スリーリングスで取り扱っている「いのちとみそ」「ウランとみそ汁」。
著者の冨田さんが主催する、しえんほうカフェ~「ウランとみそ汁」編の、本の朗読とお話会があります。
こちらもぜひお茶のがてら、ごゆるりとおこしくださいね。
【編集:めめめ】
しえんほうカフェ~「ウランとみそ汁」編情報↓
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